臨床VIDEO

臨床のヒントになる解説ビデオを用意いたしました。
※画像をクリック頂くと各動画がご覧になれます。

SLTの臨床ビデオ:色素沈着の強い線維柱帯

線維柱帯の色素沈着が強い患者にSLTを行うときは、必要なエネルギーが低く設定することが重要です。この症例研究では、SLT治療の開始時に、小さな気泡の形成が多数認められ、エネルギー準位が高すぎることがわかりました。このためエネルギー準位を、気泡形成の閾値水準よりわずかに下げました。

発信元: Prof. Philippe Denis, University Hospital of Lyon, France

SLTの臨床ビデオ:不規則な色素沈着

ヒント:焦光点を、レーザービームスポットではなく、標的組織に維持しています。また治療ビームを、線維柱帯の色素沈着が最も強い中心部に照射しなくてはなりません。

発信元:Prof. Philippe Denis, University Hospital of Lyon, France

SLTの臨床ビデオ:狭隅角緑内障

狭隅角の患者にSLTを実施するときは、正常な隅角よりも視認性が低下します。視認性を向上させるには、患者がミラーのほうを見るようにすることが重要です。またレーザー治療ビームを虹彩根部の近くに当てますが、虹彩根部に触れないようにします。

発信元:Prof. Philippe Denis, University Hospital of Lyon, France

SLTの臨床ビデオ:手術手順

シングル照射モードで処置を行い、スポットを連続的だが重複しないように、線維柱帯の内側半分にかけて当てます。各患者の至適エネルギー準位を決めるには、エネルギー準位を小気泡の形成(information)が認められる閾値のエネルギー準位まで少しづつ上げるか、又は気泡形成が認められたら下げるようにします。

発信元:Philippe Denis, University Hospital of Lyon, France